合成ビタミンは体に悪い?

合成ビタミンは天然のビタミンと分子構造をそっくりそのままに人工的に合成されたビタミンのこと。いまでは普通にサプリメントや清涼飲料、食品などに使われています。

 

この天然ビタミンと合成ビタミン、分子構造だけでなく体内での働きも全く同じものなのでしょうか?実は合成ビタミンと天然ビタミンでは体内の吸収率や同時に摂れる栄養成分などに大きな違いがあることが知られています。
それにも関わらず合成ビタミンを使った食品が市場に出回っているのは、簡単に合成できるためコストが圧倒的に安く抑えられるからです。

 

合成ビタミンCの話

ビタミンCは体内で合成できないため、毎日の食事から摂取する必要があります。そのためビタミンC配合のサプリメントや食品はとても良く見かけますよね。

 

例えば「1粒にレモン○○個分のビタミンC配合!」といったようなサプリを見かけることがあります。これが本物のレモンのビタミンCを使っていたら大変です。○○個分のレモンの価格よりも、サプリ1粒の値段のほうが高くなっちゃいます。これではとても商品として成り立ちません。

 

それに対し合成ビタミンCなら数十分の一のコストで大量生産が可能です。合成ビタミンCを使えば、「レモン○○個分のビタミンC配合」のサプリが低価格で販売できる、というわけです。

 

天然ビタミンCと合成ビタミンCの違い
天然ビタミンC

天然ビタミンCは天然果実(カムカムなど)から丸ごと抽出されたものです。その中にはビタミンC以外にもさまざまな栄養成分が含まれていてビタミンCと相乗効果が期待できるものもあります。
また天然ビタミンCは合成ビタミンCよりも体に吸収されやすいとも言われています。

合成ビタミンC

合成ビタミンCはじゃがいもやとうもろこしのデンプンや石油を使用した科学薬品などを合成して、天然ビタミンCと分子構造が全く同一になるように作られたものです。ビタミンC以外の栄養成分は含まれていません。天然ビタミンCに比べ体内への吸収率も劣るとされています。

 

また合成ビタミンCは酸化されやすい性質があり、食品添加物として酸化防止剤として使用されることもあるそうです。

 

天然と合成、どちらが望ましいか?で考える

上記で見たように天然のビタミンと合成ビタミンではやはり、大きな違いがありますよね。しかし合成ビタミンが必ずしも悪というわけではありません。私たちが低い生活費で過ごせるのも、こういった合成栄養素のおかげと言えるかもしれませんし。

 

ここで知っておきたいのは天然ビタミンと合成ビタミンは明らかに違いがあるということ。
そして今のあなたには、どちらを使用したサプリが望ましいか?を考える必要があるということです。